出張先での雑記帖



ドイツ連邦共和国
Federal Republic of Germany


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2016年 8月19日(金) Berlin

約9年ぶりのベルリンです。

1871年、プロイセンによる「ドイツ帝国」の首都となり、ワイマール共和国時代には、
「黄金の20年」の舞台としてベルリンは栄光の絶頂期を迎えた。
ナチス政権の登場とともに、翳りを見せ始め、敗戦後、町は東西に分断された。
そして、1961年8月13日、一夜にして「壁」が築かれ、
以来28年間壁が壊れる日は永遠に来ないかのように思われていた。
しかし、1989年11月10日、ベルリンの壁が崩壊し、翌年、東西ドイツは再統一を果たし、
ベルリンは再び、首都の座に返り咲いた。
ドイツ最大の都市にして首都でもあるベルリンは、
激動の時代を目撃してきた証人であり、これからも世相の大きな移り変わりを
目の当たりにするだろう大都市です。

会議終了後、目的の絵画館(フェルメール)と博物館島へGO!

ベルリンの世界遺産! 5つの博物館が集まる博物館島
ベルリンを横断するシュプレー川に浮かぶ中洲の北半分に、
ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)、新博物館(Neues Museum)、
ボーデ博物館(Bodemuseum)、旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalarie)、
旧博物館(Altes Museum)と5つもの博物館が集まる、文字通り「博物館の島」です。

「ミュージアムパス」
ベルリン市内50か所の博物館や美術館に入り放題のチケット「ミュージアムパス」がおすすめ。
(3日間有効で料金は24ユーロ)
おまけに入場待ちの行列に並ばなくてもいいので、時間を節約したい旅行者にはとっても便利。




    

市の紋章



カザー・ヴェルヘルム記念教会
ドイツ帝国初代皇帝のヴィルヘルム1世を称え、
19世紀の後半に建てられました。
廃墟のような外観ですが、戦争の悲劇を
忘れないようにそのままの状態で
残しているそうです。


新教会(青の教会)
教会の隣には教会堂が建てられており、
その内部の壁面は3万3千枚の青ガラスで
神秘的な空間が広がっています。


テロのトポグラフィー
ゲシュタポと親衛隊本部があった場所で
ナチス時代の恐怖政治を伝える屋外展示場。
ベルリンの壁の一部が200mほど
当時のまま残されています。



チェックポイントチャーリー
ベルリンの壁にあった検問所
チェックポイント・チャーリー
にちなんだもので、
東ドイツの将軍だったカール=ハインツ・ホフマンが
「世界で最も安全な国境」と表現した



ベルリン大聖堂
プロテスタントの教会としてはドイツ最大の規模で、
高さ114mの大きなドームはバチカンの
サンピエトロ大聖堂をモデルにしています。



ユダヤ博物館
「コレギエンハウス」と呼ばれる、
かつて高等裁判所として使われていた建物


亡命の庭
地面は傾き、コンクリートの柱が林立して
視界を遮るという不安定な場所

絵画館
フェルメールは「青の画家」と同時に「黄色の画家」
でもあり現存する37作品のうち6作品も
黄色いマントをはおった女性を描いています。


フェルメール 「真珠の首飾りの女」

旧博物館
ギリシャ・ローマの古典芸術が主なコレクション
横長いファサードには18の円柱が並び
円形ロビーに導きます。


ベルリンの女神

新博物館
第二次世界大戦の被害で閉館していたが、
修復が完了し2009年に再開


王妃ネフェルティティの胸像
(撮影禁止のため前回の写真)

旧ナショナルギャラリー
美術収集家でもあった銀行家ヴァーゲナーの
収蔵品を基に1876年に開館
ドイツ人画家のほか、フランス印象派を代表する
ルノワールやモネなどの作品も展示


ルノワール 「花咲く栗の木」

ペルガモン博物館
残念ながら、ゼウス大祭壇の見学は
博物館改修工事の影響により
2014年9月29日より約5年間見学不可だそうです。


イシュタール門から続く 「行列通り」